しめ鯖が大好きで、普段からよく食べているという方もいるかもしれません。ですが、しめ鯖を食べる時にカロリーや塩分などを気にしているでしょうか。どのような食べ物でも、食べ過ぎるとカロリーや塩分の摂りすぎになってしまいます。特にダイエットをしている方は注意したいポイントです。今回は、しめ鯖にはどの程度の塩分や糖質が含まれているのか、食べる時に注意したいポイントなどについてご紹介していきます。
しめ鯖にはどの程度の糖質や塩分が含まれている?
しめ鯖のカロリーは1パック(150g)で500kcal程度です。切り身で考えると1切れで約35kcal、5切れで約170kcalとなります。塩分は5切れで0.8g程度、糖質は0.9g程度です。青魚は脂がのっているということで、鯖の100gあたりの脂質は約17g程度と若干多めになっています。しかし、鯖は不飽和脂肪酸やオレイン酸など酸化しにくい脂肪酸が多く含まれていますし、DHAやEPAなど生活習慣病の予防に良いとされる成分が含まれているため、適量を食べるのであれば問題ないでしょう。また、糖質量が低いことから、糖質制限ダイエットをしている方にも向いた食べ物です。
しめ鯖は1人前5切れ程度のため、カロリーはおおよそ170kcalです。170kcalのカロリーを消費するためには、ウォーキングなら1時間程度、ジョギングなら30分程度、ストレッチで70分程度の運動量が必要になるとされています。また、しめ鯖を寿司で食べる時はご飯のカロリーも加算されるため、摂取したカロリーを消費するためにはさらに多くの運動量が必要になります。
ダイエット中にしめ鯖を食べる時のポイント!
ダイエット中は、カロリーを抑えた食事を心がけることが大切です。しめ鯖はそれほど高カロリーな食べ物ではありませんが、食べ方次第では高カロリーになってしまうことがあります。ポイントとしては、ダイエット中はしめ鯖を単品で食べるようにしましょう。寿司にしてしめ鯖を食べることも多いですが、酢飯と合わせてしまうとカロリーが多くなってしまいます。酢飯には砂糖も入っているため、カロリーだけではなく糖質も高くなるので注意が必要です。また、しめ鯖を作る時も塩と酢だけでしめて、砂糖を使わないようにすれば糖質を抑えることができます。
しめ鯖はDHAなど脂肪燃焼効果がある成分が含まれているため、ダイエットにも最適な食べ物です。しかし、しめ鯖ばかり食べていると飽きてしまいますし、栄養も偏ってしまいます。そういう時は、野菜と合わせて食べるようにすると良いでしょう。サラダのちょっとしたアクセントにしめ鯖をトッピングしたり、カルパッチョにして食べたりするのもおすすめです。
しめ鯖を食べる時に注意することはある?
しめ鯖を食べる時に注意したいのが塩分の摂りすぎです。しめ鯖1人前には約0.8gの塩分が含まれています。1日の食塩摂取量の目安は男性で7.5g、女性で6.5gとされているため、しめ鯖を食べただけで塩分量が超えてしまうことはありません。しかし、たくさん食べると塩分の1日の摂取量を上回ってしまいます、他の食事との組み合わせ次第では塩分の摂りすぎになります。しめ鯖が好きだからといって食べすぎず、1日1食までに抑えるようにしましょう。
しめ鯖を食べる時は、食中毒にならないように気をつけることも大切です。鯖にはアニサキスという寄生虫が寄生していることがあります。しっかり下処理したものであれば、アニサキスが寄生している可能性は低いですが、万が一寄生していた場合は酢でしめたからといって死滅することはありません。自分でしめ鯖を作る時は生食用の鯖を購入し、新鮮なうちに調理するようにしましょう。
塩分やカロリーに注意しながらしめ鯖を美味しく食べよう!
鯖は糖質が低く、DHAやEPAなど健康に良いとされる成分が豊富に含まれた食材です。しかし、カロリーが比較的高めでしめ鯖にすると塩分量も多くなります。脂肪燃焼効果も期待でき、低糖質ということでダイエットにも向いた食べ物ですが、食べ過ぎるのはよくありません。塩分や糖質がどの程度含まれているのかを知った上で、美味しくしめ鯖を食べるようにしましょう。