しめ鯖のアレンジレシピ

鯖独特の風味と旨味たっぷりの脂がさっぱりと食べられるしめ鯖。鯖は足が早く、鮮度が命です。おいしい鯖が手に入ったら、新鮮なその日のうちにしめ鯖にしておきましょう。しめ鯖にすれば保存が効きます。また、スーパーでも真空パックのしめ鯖が売っているので、それを活用することも可能です。ここでは、たくさんあっても飽きずに毎日でもおいしく食べられるアレンジレシピをご紹介します。

しめ鯖は簡単に作れる!

しめ鯖は意外と簡単に作れます。しっかりと塩でしめた後、お酢に漬けるだけで完成です。手づくりならお好みのお酢加減で漬けられるのも嬉しいポイントです。まずはしめ鯖として存分に味わって、その後でアレンジを楽しみましょう。また、しめ鯖は冷凍もできるので長い期間でおいしく楽しめます。

和食にアレンジ

アレンジレシピとしてまずオススメなのは、やはりお寿司です。しめ鯖を使った手ごね寿司やちらし寿司はいかがでしょうか。また、いなり寿司にしめ鯖を入れるのもオススメです。普段食べている甘いお稲荷さんとは一味違って、さっぱりとしたしめ鯖がアクセントになります。薬味をたっぷりとかけたしめ鯖の混ぜご飯も簡単でおいしいです。ワサビや生姜を足したり、大葉やミョウガともしめ鯖は相性がいいので、お好みの薬味でさっぱりと食べられます。

また、しめ鯖はおかずや副菜にも変身できます。卯の花や白和えにしめ鯖を加えるとアクセントにもなりますし、ちょっとした小鉢だった卯の花や白和えにボリュームが出て立派なおかずになります。パーティーなどにも良いでしょう。しめ鯖をきゅうりと簡単に和えても、さっぱりとした副菜が出来上がります。お好みで昆布だしやごま油を垂らしてもおいしいです。しめ鯖とニンニク、鷹の爪をオイルで煮るだけの簡単オイル煮もオススメです。レンジで蒸したもやしや野菜を下に敷いたらそれだけでボリュームのあるおかずになります。これなら忙しい日の夜ご飯にピッタリですし、野菜もたくさん食べられて大満足な一皿です。

洋食にアレンジ

しめ鯖を洋食にアレンジするのも、意外なほどおいしくてオススメです。しめ鯖をパンに挟んでサンドイッチにしてみましょう。しめ鯖をサンドイッチに?と思うかもしれませんが、オーソドックスなサンドイッチに塗られているマヨネーズはお酢でできています。それにトルコには鯖サンドというものがあり、トルコの人たちにも観光客にも愛されています。さっぱりとしたしめ鯖とコクのあるバターのハーモニーがたまりません。パンもトーストを使ったり、バゲットにしてみたり、チャバッタなど気分に合わせてお好みのもので作れるのがうれしいポイントです。

同じく洋食として、しめ鯖フライも作れます。しめ鯖にバッター液とパン粉をつけて揚げるだけで立派なおかずが出来上がります。しめ鯖ですから、中まで火を通さなくても大丈夫です。タルタルソースをたっぷりとつけるのがおススメです。

簡単にできる洋食アレンジとしては、しめ鯖をサラダに混ぜてみましょう。サラダのドレッシングにお酢が使われているので、味のバランスもとれて、いつものサラダが豪華になります。セロリやパプリカとマリネにしてもおいしいですし、はちみつや粒マスタードを加えるとぐっと洋食になります。ごま油と豆苗としめ鯖のナムルはビールや日本酒に合うおつまみになりますし、くせのあるクレソンとしめ鯖のサラダはワインによく合うおしゃれな一皿です。

和食にも洋食にもアレンジできるしめ鯖

しめ鯖のアレンジは和食から洋食まで幅広く、いろんなアレンジが効くのでいつまでも飽きません。しめ鯖は、主食にもおかずにもおつまみにも変身できます。お酢でしっかりとしめていて保存が効くので、ちらし寿司やお稲荷さん、サンドイッチにしてお弁当としてお花見やピクニックに出かけるのも楽しいでしょう。普段のごはんやおかず、おつまみとしてしめ鯖を存分に楽しんでください。